矯正治療を矯正歯科専門で開業している所でしないのはなぜ?
普通の歯科医院(例外がありますが)で行う矯正治療と矯正歯科で開業しているクリニックで行う矯正治療がまるっきり同じと思われている人の多いこと。(「矯正中ですが、セカンドオピニオンをお願いします」と電話予約して来られた方との話で感じました)なお、申し訳ございませんが、現在はセカンドオピニオンの受付は行っておりません。
八重歯が可愛いというのは、多分世界中で日本限定・・・ガラパゴス諸島?
令和になって意識が変わったかな? 現在はCOVID-19のせいで訪日外国人が少ないですが、2019年まで訪日客が多かった時期に、八重歯の人は少なかったと思います。英語の本を見て「yaeba」という語句があるのを知りました。なお、「かわいい」の語源は、「顔映ゆし(かお・はゆし)」みたいです。 googleで、「 ”yaeba” ”Japan" 」 や 「 ”yaeba" "Japanese" 」 と検索してみて下さい。 なお、 八重歯を英語では ” high canine" と呼ぶことが多いようです。
最近、取り外し式の装置をつけて、顎をひろげるような治療が増えている気がします。
 子供の口の中に取り外し式のプレートを入れて、組み込まれているネジでアゴの幅を広げようとされている方が最近多いこと(適応症の場合だといいんですが・・頬と舌のバランスの取れてない所に無理に歯を並べても、治療後はどうなるのでしょうか?)。
 歯の大きさと歯槽骨の大きさを測って、歯科医からきちんと説明されていればいいんですが・・)。 歯を抜きたくないのがすべての患者さんの願いです。それを矯正歯科医は分かっています。
 でも歯を抜かないと治せない場合もあります。本棚に本を置く時、入り切らない時は本棚の上に本を積み重ねると思います。デコボコの歯並びは、小さな本棚(≒顎)に厚い本(≒歯)が綺麗に入らないのと同じです。
本棚をすっきりさせる時は、重要な本を本棚に残して、入り切らない本を片付けることを皆さん小さい時からしてきたのです。
 デコボコの歯を矯正する場合の抜歯はそれと同じことなのです だけど歯科矯正用アンカースクリューなどを用いて少しでも抜歯を減らす努力は続けています。